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21 2013年クリスマスに

 みなさま、クリスマスおめでとうございます!

 クリスマスは今や全世界のお祭りとなり、プレゼントを交換したりする機会になっていますが、お祭りというものは、もとの意味が分からなくなって、気分や伝統だけが残っているということも少なくありません。そこで今、改めてクリスマスの「由来」と「意味」をお話しいたしましょう。

1.クリスマスの由来

 「クリスマス」(=キリストのミサ)は、イエス・キリストの誕生を祝う日のことです。キリストは今から2千年前、ユダヤのベツレヘムという村に生まれました。やがて十字架にかけられて死んだ後、三日目に復活されたので、弟子たちは毎年、この十字架と復活を記念する「イースター」を祝いましたが、その後、教会はさらに「クリスマス」をも祝うようになります。

 今年はキリストの誕生から数えて2013年。残念なことに6世紀の修道僧のこの計算には数年のズレのあることがわかっていますが、だからといってイエス・キリストは実在しなかった、キリストの誕生は作り話だ、と唱えるような学者は、今日ひとりもいません。そして今やイエスの誕生は世界共通の、歴史の座標軸となったのです。いや、それはただの習慣だと言われるかもしれません。が、これに代わるふさわしい暦を、おそらく私たちは見つけることができないでしょう。

2.クリスマスの意味

 さて全世界はなぜイエス・キリストの誕生を祝うのでしょうか。それはキリストの誕生と生涯、十字架の苦難と復活の勝利が、全人類にも各個人にも神の赦しと愛と生きる意味をもたらすからです。キリストは救い主です。

 私たちの人生には喜びと輝きの日もあれば、挫折と苦難の暗夜もあります。ささやかな家庭も、こうありたいと願うようにはならず、行き詰まりに直面することもあります。競争に勝って安楽を得たと思う矢先、小さな綻びが崩壊につながるということも起こります。そしてそれは人生の辛い経験ですが、同時にまた、しばしそこに立ち止まって、何のために生きているかを改めて問うことになるなら、それはこの上なくよい時の始まりともなるでしょう。

 自分の力で生きて来たという自負が砕かれて、神の愛を知り、キリストの赦しを受け取るときに、私たちは今までとは違う人生の動機づけを持つことができます。

 それこそがクリスマスの真のプレゼントです。


みなさまにクリスマスの真の祝福がありますよう、祈りつつ。

川越聖書教会 牧師 岸本 紘

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