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18 2012年クリスマスに

 みなさま、こんにちは。

 残念なことに中高生のいじめ自殺があとを絶ちません。元気はつらつたる若者たちが友を死に追いやるというありさまを、鮮明なテレビの画像で毎日のように見せられます。科学や技術が進歩しても、人間は遠く取り残されているのです。私たちはいったいどうすれば、神が与えてくださった本来の自分を取り戻せるのでしょうか。

 教会に来ている夫婦がけんかをしたときに、小さいこどもが言ったそうです、「お母さん、イエスさまは『人を愛しなさい』って言っているじゃないの」。

 こどもはみな無垢な心で生まれるのに、私たち親が腹を立てたり、他人を悪く言ったりするのを見聞きして育つうちに、不満や意地悪に染まっていくのです。いじめは中高生だけではなく、お母さんがたの間にもあるということです。お父さんの会社にもあるそうです。悲しいことに人間は、親から子、子から孫へと、無慈悲の再生産を続けていきます。

 子は親の背中を見て育つ――それを否定する人はだれもいません。けれども、他人への憎しみがとめどなく湧き出して、だれをも信じず、だれをもゆるさず、だれにも心を開かないこの自分が、こどものよい手本になるでしょうか。しかも私たちは、この根深い性質を自分で変えられるでしょうか。私たちはだれもが、自分自身を静かに考え直してみなければなりません。

 キリストを信じるとは、「キリストとともに死に、キリストとともに生きる」ことだと言われています。愛に満ちたキリストが私の罪の代償となられたので、私はもう、かたくなな自分にしがみついているのはやめます、ということです。キリストのゆるしと愛にこたえて、自分をキリストの十字架に重ね合わせ、今までの人生を一度おしまいにしていただくのです。こうして、他人を恨み続ける自分、正義感のかたまりのような自分を、捨ててみようと、そっと心に決めます。それからはことあるごとに、自分を変えてくださいと神に助けを祈り求めます。こうして、人生との新たな取り組みと冒険を、毎日スタートすることによって、人は「永遠のいのち」を生き始めるのです。

 クリスマスは、キリストを私たちの心に迎え入れる日です。キリストこそは、人類への神の最大のクリスマスプレゼントだからです。ですから聖書にはこう書かれています。

  「神はじつにその独り子(キリスト)をお与えになったほどに、世を愛された。

   御子を信じる者がひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハネの福音書)

あなたに神の恵みがありますよう。

川越聖書教会 牧師 岸本 紘

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