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11 日ごとの糧を

 みなさま、こんにちは。

 あなたは映画『十戒』をごらんになったことがあるでしょうか。紀元前15世紀または13世紀、モーセに率いられてエジプトを脱出したイスラエルの民が、約束の地を目ざして40年も荒野をさまよったときに、神は毎日「マナ」という食物 ― これは何だ、という意味 ―を降らせて彼らを養われました。神は彼らに毎日の必要を、間違いなく毎日供給されたのです。民の中には翌日の分までため込む者がやはりいましたがそれらには虫がわき、悪臭を放ち、とても食べることができなかったといいます(旧約聖書・出エジプト記16章)。
 このようにして神は、「生きる」とはどういうことかを実地訓練で示されたのでした。
 
 また、あなたはキリストが弟子たちにおしえられた『主の祈り』をご存じですか。

          天にいます私たちの父よ。
          御名があがめられますように。
          御国が来ますように。  
          御心が天で行われるように地でも行われますように。
          私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。
          私たちの負い目をおゆるしください。私たちも私たちに負い目のある人たちをゆるしました。
          私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。
          国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。 アーメン  
          (新約聖書『マタイの福音書』6章9-13節)

 この祈りの真ん中あたりに、「私たちの日ごとの糧を、きょうもお与えください」ということばがあります。なんとつつましい祈りでしょうか。もちろん、まさかのときの備えはだれにも必要でしょうし、特に今日のような不況の時代にはいっそう切実でしょう。けれども、豊かに蓄えれば万事が安心ということでもありません。資産が多いために争いの絶えない家を、私たちは知らないわけではないのです。持ち物の多少に関わりなく、そしてお金だけでなく、健康や仕事も含めて「日ごとの糧を、きょうもお与えください」と祈りつつ生きること、それが私たちのあるべき姿だと、キリストはおしえてくださっています。

みなさまの上に、神の豊かな祝福を祈りつつ。

川越聖書教会 牧師 岸本 紘

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