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08 アメイジング・グレイス

 みなさま、こんにちは。

 あなたは『アメイジング・グレイス』という歌をご存じですか。

『Amazing grace, how sweet the sound, That saved a wretch like me.
I once was lost, but now am found, Was blind, but now I see.』

 コマーシャルに使われて、毎日のようにテレビから流れているので、知らない人はいないのではないでしょうか。実はこれは『 いつくしみ深き友なるイエスは 』とともに、世界中で最もよく知られ、最も親しまれている『 驚くばかりの恵み 』という賛美歌なのです。

『おどろくばかりの恵み、なんと甘美な調べ。神の恵みはこんなにひどい私をも救った。
かつて失われていた私、今は見いだされ、見えなかった私、今は見える者とされた』

 この詩を書いたのは18世紀のイギリス人、ジョン・ニュートン(1725-1807)でした。
不安な こども時代と、粗暴な青年時代を過ごした後、やがてアフリカとイギリスを行き来する奴隷船の船長になり、無慈悲で荒れすさんだ毎日を生きていました。ときにはそんな自分を悔い、しばしば『聖書』に触れては立ち直ろうとしましたが、どうしてもそれはできずにいました。そんなあるとき北大西洋を航行中に激しい大嵐に遭い、九死に一生を得たのをきっかけに、今までの自分を心底から悔い、キリストを信じたのでした。そしてやがて牧師になり、イギリス全体に大きな影響を与える人となり、多くの賛美歌を書き残しました。その一つが『アメイジング・グレイス』です。彼は、イエス・キリストが盲人の目をいやされた奇蹟と同じことが自分にも起きたのだと歌っているのです。
 ニュートンはまた、キリスト者政治家ウィルバーフォースたちと力を合わせて、晩年の1807年にイギリス国会で奴隷売買禁止法案を通しました。一昨年2007年は、世界中でその禁止法案2百年記念行事が行われ、映画にもなりました。
                                  
 『アメイジング・グレイス』すなわち「おどろくべき恵み」とは、神がキリストの十字架によって私たちをゆるし、新たな人生を歩ませてくださることです。自分さえよければそれでよいと思う自分中心、人を見下げる高慢、いつまでも人をゆるさない敵対心...。こうして「失われ」「見えなく」なっている私たちすべてを、神は、新しく造り変えてくださるのです。

みなさまの上に、驚くべき神の恵みが豊かにありますよう。

川越聖書教会 牧師 岸本 紘

―『アメイジング・グレイス』の原詩や楽譜をご希望でしたら、ご連絡ください―

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